法学系ゼミ・講義でのフィールドワーク
法学系ゼミ・講義の課外活動として、公共政策学科の学生15名が京都地方裁判所を訪問し、庁舎見学および裁判傍聴に参加しました。今回参加した見学プログラムは、京都地方裁判所が実施しているもので、裁判所の役割や司法制度について理解を深めることを目的としています。
見学では、まず職員の方から裁判所の仕組みや役割について説明を受けた後、法廷を見学しました。学生から法廷の種類やそれぞれの特徴、裁判所職員の役割などについて積極的な質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。さらに、実際の裁判を傍聴し、法廷での手続や裁判の進行を間近で見学しました。教科書や講義だけでは得られない実践的な学びの機会となり、司法制度や法の役割について理解を深めることができました。

参加した学生の感想
「1年生の時にゼミ活動で参加して以来、私にとっては2度目となる裁判所見学、裁判傍聴に参加させていただきました。今回は、1年生の頃よりも法学への理解が深まっていたこともあり、より有意義な学びを得ることができたのではないかと感じています。実際の裁判を傍聴することで、テレビの世界などで目にする司法の世界を実際に見ることができ、その奥深さを強く感じました。しかし、同時に、裁判は人の人生に大きく影響を及ぼすものであり、弁護士や裁判官の方々の責任は重大なものであると感じ、改めてリスペクトを抱きました。誰でも裁判傍聴に行くことはできるので、一度行ってみることは、多くの人にとって、とても貴重な経験になると思いました。」(3回生)
「以前から裁判傍聴に興味があり、今回初めて行くことができました。傍聴の前に実際に法廷に入らせていただきました。裁判官側から法廷を見るという非常に貴重な体験ができたことをうれしく思います。今回は民事裁判の傍聴をしたのですが、弁護士側も代理人側も証人に対し、非常に細かいところまで尋問をしていることが印象的でした。私には一見関係ないと思える質問も、事実認定や和解形成に必要になるだろうかと疑問を抱き、もっと民事裁判の仕組みについて学びたいと思いました。これから法学や裁判について自分で調べたり、学習したりしたうえでまた裁判傍聴に行きたいと思います。」(1回生)
「わたしは元々法学に興味があったのですが、裁判所見学は今回が初めてでとても興味深かったです。ドラマで検察官が弁護士の質問に対して異議を申し立てる場面を見たことがあり、現実でも行われていることに驚きました。また、今回見学した法廷の他に、和解をする会等では一般の方が緊張せず話し合いができる、会議室のような法廷もあると聞きました。今回の見学で今まで知らなかった事もたくさん学ぶことができました。」(1回生)
「国における裁判のしくみについては、これまで試験勉強として学ぶ機会は何度もありましたが、実際に裁判所を訪れるのは初めてで、とても緊張しました。裁判と聞くと刑事事件を中心にイメージしがちですが、今回の傍聴を通して、思っていた以上に身近な人たちが利用する場でもあるのだと実感しました。これまで私は、裁判とは良い・悪いを白黒はっきりさせる場というイメージを強く持っていましたが、今回の経験を通して、裁判は当事者にとってより良い決定を導くための支援の場でもあるのだと再認識できました。実際に足を運んで学ぶことで、制度の背景にある考え方や工夫を理解でき、とても有意義な時間になりました。」(1回生)